しあわせへの助走

生きていて感じたことを気の赴くままに書いていきます

引っ越して半年の記録

そろそろ引っ越しして半年になる。

仕事へ行って、帰ってきて、自炊をしたり、洗濯したり、掃除をしたりして至って普通の生活を営んでいる。人を呼んだり、遊びに出かけたりして、普通に楽しんでいる。

普通の幸せには強度がある。早回しでなくてもいい。じれたり、ドギマギすることはあるけれど、愚直に自分の幸せの形を探っている。そうやって、一歩ずつ階段を登っている。

私は、自分が本当に何を望んでいるのか、感情の上での良い、悪い、好き、嫌いを定義するのが苦手で、カウンセリングに行っていたときに相談したことがあったんだけど、結局カウンセリングの期間内には答えが見つからなかった。そこでカウンセラーさんに最後に言われたのは、人と関わりを持つうちに、私に様々な声を掛けてくれたり、話をしたり、聞いたりすることでだんだんと分かってくるでしょう、とのことだった。それを聞いて、どこに行ってもうまく馴染めていない気がする私は、そんな場所と人があるのだろうかと思った。でも実際には、そういう環境に身を置くかどうかは自分次第だし、居なければ探せばいい。また、それをどの程度聞き入れ、糧にしていくのかも自分次第なのだ、と今は感じている。一緒にいてくれる人がいて、色々と声を掛けてもらえて、こっちからも話しかけて、そんな他愛のないキャッチボールができるのは、本当に幸せなことだと思う。たまにボール球を投げてしまうこともあるけど、それもご愛嬌。

現状、〜すべき、〜しなければならないと無意識的に自縛していて、それは今までかけられた言葉の呪いなのだろう。それらを解放できるようにしていくのが今後の課題といえば課題なのかもしれない。

とりあえず、楽しいことを楽しんで生きていきたいな、と思う。