しあわせへの助走

生きていて感じたことを気の赴くままに書いていきます

ひとつ年をとった

一週間ほどあった夏休みももう今日で終わり、いつもそうなのだが名残惜しい気持ちでいっぱいだ。とはいえ、今年の夏休みはあまり時間を無駄にすることなく充実した時間を過ごせたので、とてもよかった。

例年の休みといえば、寝て寝て飲んだくれて終わっていたものの、今年は旅行に行ったり掃除したり(しかし部屋の美しさは保てていないので要再考)ゲームしたりして過ごしていた。旅行には写ルンですを持って行ったものの、まだ撮り終えられてないのでそのうち旅行記としてアップするかもしれないししないかもしれない。想像ではいい写真がとれているはずなので、そのうちまとめられたらいいなと思っている。

夏休み中にひとつ年を取った。毎年必ず夏休み中なので、学生時代は友達に会うこともなく、お祝いを言ってもらうこともなかったのだが、いまとなってはどうでもよいと思える程度になった。ちなみに29なのだが、数字の上では大した問題ではないと分かって居るのだけど、私の中では30と29の間には心理的な隔たりが大きくて、終わってしまう夏休みのように今からちょっと慄いている。

今年の誕生日は嬉しいことにお祝いしてもらった。

正直、相手の仕事が忙しそうだし、前の週に喧嘩していたので、あまり期待していなかったのだが、お祝いしないとね、と言ってくれていた。どうなるのかと思っていたのだけど、築地に行って、魚を購入し家で手巻きずしを食べるプランだった。前々から、どちらも、行きたい、やりたいと思っていたのでとてもうれしかった。相手はあんまり、決断力のあるタイプではないのだけど、時々、ここぞという時に頑張ってくれるのがとても嬉しい。

その日は朝早く起きて築地に行こうって言ってたのに、夜私の咳がひどくてお互いにあまり寝れず、結局起きたのは決めていた時間の一時間以上後だったので、急いで着替えて外に出た。はじめて行った築地は、活気にあふれて人がたくさんいて広々としていて、魚もどれを買うか悩むくらい沢山陳列されていた。だいたいここで買おう、と決めたタイミングで、私は人混みに疲れてしまって、休憩させてもらい、その間に買い物をしてきてくれた。そのあとは家に帰って荷物を待ったり、一緒にご飯の支度をしたり、新宿に出てゲームを買いに行ったりした。ご飯の支度を一緒にするのがなぜだか私はとても好きで、幸せだなと思った。

思えば去年から今年にかけて、自分の成長という意味でとてもたくさんの変化があって、ある程度、持続性のある幸せな状態にいることができている。今までは、割と一年いちねん生きるのに必死で、辛いことも沢山あったけど、これらの一年はなにが起きるかとワクワクした気持ちが多い。安定した持続性のある日常と、いざという時の行動が幸せを持続性のあるものに変えているんだと思う。