しあわせへの助走

生きていて感じたことを気の赴くままに書いていきます

でんぱ組.incと私 1

でんぱ組.incともがちゃんが私の中でとても大きな存在で、もがちゃんの脱退が思いのほかダメージが大きく、結構引きずってるので整理のために書いておきます。

私がでんぱ組.incを知ったのは、ドラマ最高の離婚がきっかけでした。
兄弟がドラマを見ていて、たまたま目にしただけ。それなのになんだか強烈に惹かれるものがあって、頭にこびりついて離れなかったのです。その時歌っていたWWDは今でもとても好きな曲で、自己紹介ソングでもあったため、世界観に入っていくにあたってすごく良かったと思います。


【生きる場所なんてどこにもなかった】でんぱ組.inc「W.W.D」Full ver.

そのころの私は精神的に不安定で、劣等感にさいなまれながら生きていました。このままじゃいけないと焦る気持ちと、努力して頑張ってるつもりでも結果が出ない毎日にとても疲れていました。それこそ、”Dearstageへようこそ”の主人公ばりです。

でもWWDを聞いて、劣等感やうまくいかなかったこともあったけど、前向きに頑張ろうという世界観と自分の状況を重ね合わせ、自分の未来は自分で作っていこう。彼女たちも頑張っているんだから、私も頑張ろうと思えるパワーをもらいました。このとき強く感じたのが、こんなに自分の気持ちにグッとくる歌はないということ、そしてでんぱ組.incと最上もがちゃんを見守って応援していこうという決意が沸いてきました。

でんぱ組メンバーは、どの子も個性が強くてマンガのキャラクターみたいで、(そしてみんな脇役キャラだよねと、昔ねむきゅんあたりが言っていて、非常に納得がいったのだけど)そのなかでも特に頑張りたいと思うバックボーンに、一番共感できたのがもがちゃんだったのです。そしてかわいい。
めちゃくちゃ好きだったのだけど、私は現場へ行く勇気がなかなか持てずにいました。在宅でyoutubetwitterで情報を追っているだけでした。でんでんぱっしょんのCD発売イベントは、お店にメンバーがそれぞれ滞在して、CDを買えばサインしてくれるというものだったのですが、行きたいと思いながら、行ったところで何を話したら良いのか分からないと思うと怖くて行けなかったのです。

そんな私も重い腰をあげて、2014年のもがちゃんの誕生日イベントに行きました。もがちゃんが好きだったから、というのは勿論ですが、ファンクラブに入っていなくてもチケットが取れたから、という理由だったと思います。この時のことはちょっと緊張しすぎてあんまり覚えていません。でももがちゃんかわいい!顔が小さい!と感動したことは覚えています。

このイベントを皮切りに、ちょいちょいイベントへ行くようになっていきます。

でんぱ組.incという物語において、初めての武道館公演というのは非常に大切な目標となっていました。2011年、もがちゃんとピンキーが加入してから、初のワンマンライブで、みりんちゃんが武道館に行きたいと宣言。歌も踊りもお世辞にもうまいとはいえない彼女たちですが、プロデューサーのもふくちゃんに様々なお題を突きつけられながら、頑張る彼女たちが武道館を目指す姿が印象的でした。特にWWDのお披露目ライブで、それぞれの苦しみを吐露するシーンがあるのですが、メンバーが自分の気持ちと向き合い、立ち向かっていく強さに、非常に心打たれました。

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また、低予算なMVも目立っていたのですが、WWDのあたりから、だんだんとMVにお金をかけてもらえるようになっていきました。そんな流れでの武道館。最初は私なぞが行ってもいいのだろうか、と思っていたのですが、だんだんポジティブに行きたい!と思えるようになり、えいやっと参戦することにしたのです。

最後列だったものの、武道館へ行くという夢をかなえた彼女たちは輝いていて、出だしのディアステージへようこそで私は感極まって泣き始めました。(蛇足ですが、私はライブが始まると大体最初に泣きそうになります)

 

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同時期にはまっていたネイルとともに。ストーンはメンバーカラー。

 

はじめてアイドルのライブにいって、一生懸命腕が疲れるまでペンライトを振って汗だくになる。そうやって楽しむライブは感動的で、非常に感銘を受けたのでした。

追記
よく考えたら、一番最初に行ったイベントは、東京ドームシティホールで行われた日比谷野音の振替公演でした。
そのイベントは、最初映像を流すだけでライブは無し、という予定だったそうなんですが、色々と掛け合って、数曲だけライブすることになったと、もがちゃんがブログに書いていたのをよく覚えています。そうやって、ファンのためを思って、事務所に掛け合ってくれるのは本当に嬉しかったし、私も仕事しててそういうところあるな、と思います。なのでとても分かるのですが、いつも意見が通るわけではないこと、その意見の正当性や自分は相手のためを思ってやっているという思いは、フラストレーションが溜まって行くものです。その真面目さと不器用さから、本人が度々口にするアイドルに向いてない発言に繋がるのだと思いますし、実際でんぱ組人生を縮めたのだと思います。

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