しあわせへの助走

生きていて感じたことを気の赴くままに書いていきます

映画『永い言い訳』を見てきたよ

気になってた、映画、永い言い訳をようやく見てきました。調べてびっくりしたんだけど、今上映している映画館が本当に少ないので、見たい方は早く見に行った方がいいかもしれません。

でも、10月公開の映画だったみたいなので、私が行くのが遅すぎるんですよね。

今週で11月も終わりですからね。びっくりだよ。

 

という訳で、ネタバレありで書いていくので、見てない方は気をつけてください。

 

Twitterに書いたことと重複しますが、まず主要キャラクターの幸雄、大宮さん一家、先生。それぞれが人間くさくて嫌いになれない不思議な魅力がありました。特に幸雄なんかは、奥さんのこと全然大事にしてない自分のことしか考えられない人間。一方で大宮さん一家と深く関わりを持ち始めるきっかけは、幸雄が協力しようと考えたからで、そのギャップが見ていてすごく魅力的に見えた。

一家のお父さんも、私はすごく気持ちを引きずるタイプなので、非常に共感出来た。

 

次によかったな、と思ったのは、子供と幸雄の関係性だ。困った時に頼っていいんだよ!って言ってあげられる大人は、基本的に多ければ多い程いいと思っている。しかも大人も参っている状況に吹きこんできた風は追い詰められていたものを推し進めようとしてくれている。幸雄が悲しみに暮れていなかったのが幸いした例といえるだろう。

 

これは極々個人的な話で、いい話ではないんだけど、事故のシーン。

私は中学時代に仲の良かった、親友とも言える人を事故で二年前に亡くしているんだけど、その子が事故にあったのも曲がりくねった道で、車線からはみ出して正面衝突していて。助手席に座っていたその子が見た光景とは、必ずしも一致しないだろうけど、こんな風だったのかな、と想像したら本当に怖くて、この思い出も思い出して泣いてしまった。私はIKEAのカートもポンポンぶつける位だから免許も持ってないし運転しようとも思えないけど、運転する人は本当に無理しないで、気をつけてね。

 

ちょっと横道に逸れたけど、映画自体、風のようにするすると吹き抜けていく、心地いい映画でした。

レンタル出たらもう一回くらい見たい!

おやすみなさい。