しあわせへの助走

生きていて感じたことを気の赴くままに書いていきます

幸せのそのさき2020

今年は人生の中でわだかまっていたものが、どんどん浄化されていった年だった。去年から準備していたことが形になったり、ならなかったり、方向転換もしていった。

大きな決断をいくつもした。代表的なものが、親との絶縁と結婚だ。なんだかこの両極端な2つが並ぶのが私らしい、と思いながらも今のところどちらも後悔はしていない。

親と絶縁することで得たものは沢山ある。精神の安寧と自分の人格を取り戻すことだ。

今の私は今までの人生で一番、自分らしく生きられているし、多少の改善点はあるけれども自分は自分の1番の味方でいよう、と思えるようになった。自分を大事にすることができるようになったのだ。

今までは追い立てられるようにしていた、生きることを、今後は自分で作り上げていくぞ、というマインドセットになってきた。

というようなことを、ブログに書き残しておきたいと思ったので置いていく。

来年は多少余裕が出そうなので、クリエイティブな活動もしていきたいな…。

春ですね

お久しぶりです。

寒い寒い冬を越えて春になってきましたね。

去年のほとんどの間を寝て過ごしていたので、のそのそと起きて仕事を始めました。流石にフルタイムで仕事をみっちりやる体力も勇気もなく、税理士事務所で仕事をしながら経理やら事務仕事をまるっと請け負ったりして生きています。時々バーに立ったりもしています。簿記の勉強もしています。

今年中には簿記一級まで受かって、経理の仕事をもっと本格的にやっていきたいなと思っています。私の勉強にもなるので、相談にも気軽に乗っていきたい。

よろしくおねがいします。

 

冬ってここ数年、ギリギリで生きていた記憶しかないのですが、今期は勤務の調整もさることながら、銭湯にめちゃくちゃ助けられて、大きくダメになることなく生き抜けました。なんか平坦に生き抜くの難しくないですか?私は、私には難しいと認めながらも、楽しく生きる方法を探しながら生きています。私は目の前にやらないといけないことがあると、頭の中がやらなきゃ!でいっぱいになって、異様な集中力で頑張って片付けるんですが、そのあと動けなくなるほど疲れてしまうんですよね。やりたくない!は心が疲れてるんだろうな〜、なんでかな〜?と考えて、楽しくできるやり方を見つけます。そろそろいい年なので、自分と上手く付き合いつつコントロールしていきたい。

こうやって、自分を知ってコントロールして楽しむの、自分と付き合いが長くなってこそ身につく感覚だと実感してて、加速度的に人生が楽しくなってきています。昔は歳をとることが怖くて仕方なかったけど、おそらくそれは歳をとった時のイメージが湧かなかったせいだと思っていて、今は地続きの未来を想像しています。思い通りの結果もそうでない時も、結果を楽しみながら生きていきたい。そんな余裕を持ち続けたい。

周りの人も巻き込んでハッピーにいきたいな。

そんな感じです。

【告知】12月8日土曜日に新宿近郊のお店に立ちます

寒くなってきましたが、皆さまいかがお過ごしですか?

最近の私は、知り合いの仕事を手伝ったりして生きています。その一環で、1日お店をお手伝いすることになりました!

 

 

前からやってみたかったので、今からワクワクしてます。

よかったらお誘い合わせの上お越しください。

歯2

kyusuigy.hateblo.jp

前に書いた文章から受け継ぎ、体型化して書いておくが、所詮共通点は歯の話というところだけである。

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突然だが私の歯は足りない。
折ったりしたわけでもなく、先天的に足りないようで、歯科検診や初めて行く歯医者では驚かれたり面倒がられたりすることが多い。足りないのは前歯が多く、その様相は強力な台風の過ぎ去った後の木のようにボロボロだ。あまりの悲惨さにむかし医者に、本数さえきちんと揃っていれば、キレイに並んでいただろうにね、と全く慰めにもならない話をされたことがあった。
そんな私の歯だったが、今まで治さなかった理由は色々ある。まずお金、そして痛み、さらにきれいになった所で大した問題じゃない、と思っていたことだった。お金は、6歯以上足りない場合保険適用で治せると知りクリアした。次に痛みは、耐えるしかないのだけど、多分私は痛みに強いタイプの人間だ。なにより最近太ってきて、歯が痛くてたくさん食べれない位が丁度いい気がしてきた。最後だが、最近恋人と別れたので、見返す訳ではないけどバネにしてキレイになりたいと思うようになった。
そんなこんなで歯医者へ相談に行った。色々話を聞くと、全部矯正+まともな歯を入れたら、500万以上すると聞きうろたえたが、保険適用の範囲内でブリッジしたらとりあえず埋めることはできるらしいと知った。しかも値段が全然違う。ブリッジは、今歯がない部分の両側の生えている歯を一部削り、橋を渡すようにして埋める方法。インプラントは歯茎を切って骨にドリルで穴をあけ、歯をネジで埋め込む方法だ。正直言って、インスタで見ている歯の治療動画を見てブリッジは怖くて避けたかったが、それ以上にインプラントの方が怖くて仕方なかった。美しさはブリッジ<インプラントだが、万が一ブリッジがダメならインプラントにすればいいけど、逆は出来ない。またどちらも矯正よりは早く問題が片付く。それに本当にきれいにしようと思ったら、歯を何本も抜かないといけない。入れ歯の質も保険適用だと本物とは程遠くはあるが無いよりはマシだし、今はそこまでは無理なのでちゃんと仕事してきれいな歯を入れられるように頑張ろうと思った。そんなこんなで、私の歯の治療方針は決まった。
数回治療に行っただけなのに、今日は仮歯を入れますね、と医者に言われた。私はびっくりしたし、同時にめちゃくちゃワクワクした。恥ずかしながら、前歯がきちんと整うのは20年位ぶりだ。麻酔をされ、先生のミスで上唇にも麻痺がきたりしたがワクワク感で許せた。かなり長時間口をあけることが必要だったため、口の端からよだれが流れでても、映画の予約をしていたものの上映開始を治療しながら迎えても仕方ないなと思えた。診療台で寝ころがりながら、入れ歯の微調整の音でタイミングを図り、口を開けたり閉じたりする機械になった。
ドキドキしながら何度も開け閉めを行うと、ようやく設置のための薬剤をつけて、装着されて医師から指示を受けぎゅーっと噛んだ。もう少しだと思うと顎は疲れたけれど顔はほころぶ。口のところだけ穴が空いたシートを顔に被せられているため、表情は伝わってない筈だ。
とうとう足りなかった偽物の歯と対面した。初見で思ったのは不恰好すぎて辛い…ということだった。歯の並びが良くないから仕方ないのだが根元の形も良くない。歯の大きさもバラバラ。ショックだった。一挙にテンションが下がって、気になりすぎて、隙さえあれば鏡で歯の形をチェックしてしまう。でも歯抜けで間抜けでいるよりはマシだから…と私は病院を後にした。

逃げれば追いかけられ、追いかければ逃げられる。

鬱をこじらせて自宅療養していたが、もうこれはダメだという出来事が起き入院していた。正直いまも体調が良いとは言えないのだが、事情があって退院した。

精神科にはいろんな入院の種類があって、私はなんだか生きるのに疲れてしまって、入院したいですと自己申告して入院した。つまり現実世界からの逃避だったわけなんだけど、結果的に入院は逃避とはならなかった。温泉に行く方がずっと逃避行として有意義だ。あるいはライブやお芝居や映画でもいい。2時間や3時間という短い時間であっても、濃密な時間は現実の問題を忘れさせてくれる。そんなことを、入院中の退屈なときに思い至った。寝れば悪夢をみて泣きながら目を覚まし、眠い目をこすりながら体温と血圧と脈をはかられ、日中やることがなくて呆然とすごす。あるいは昔読んだ自己啓発本の最初のほうに書かれていた内容の講習を受ける。暇な時間はあるから、いやでもこの先の自分の現在の状態と、未来の姿を想像してさらに憂鬱になる。現実から逃げたはずの私は現実に追いかけられる。そんな毎日を過ごしていた。夢のなかの、免許を持たないはずの母の運転する車の助手席に私はすわり、高速道路にあるトンネルのオレンジ色に染まったうす暗い車内は背筋が凍った。

一方、良かったこともたくさんあって、支えてくれる友人がいることを実感したり、自分を知ることができたりした。

おもしろいこともかなりあったんだけど、どれも書けないので今度飲み会の時にでも話します。