しあわせへの助走

生きていて感じたことを気の赴くままに書いていきます

さよなら吉祥寺

少し間が空いてしまいましたが引越しをしていました。

まだ諸々の手続きや、荷物の整理や片付けは終わってないですが、暮らしの機能は新居に移しています。

仕事をしながら、計画的に引っ越ししたのは初めてで、しかも忙しい12月。片付かない荷物と思うようにいかない仕事とで疲れてはいますが、なぜだか毎日楽しく生きています。通勤時間が大幅に減ったのもそうだけど、私にとって実家にいることはどれだけストレスだったのだろうかと気づかされました。

私は結婚していた数年をのぞいて、ずっと吉祥寺に住んでいました。年数でいえば20年以上。生まれたのも、今は亡き吉祥寺の産院で、まさに生まれ育った街でした。よく、吉祥寺はいい街だよねと言われることが多かったのですが、私にとっては便利な街ではあると思いますが、生まれ育ったが故に嫌な思い出も多くあまり好きになれませんでした。実家はお金持ちなのともよく言われましたが、持ち家でもないしお金持ちでもありません。ただ、周りはお金持ってるお家の子が多くて、学校の友達との経済的格差とか、親から大切にされていない感じを押し付けられている状況が非常につらかった記憶があります。皆が憧れる環境に置かれても、それに価値を感じられない底辺はただ辛いのを我慢して生きるより他なかったのです。今、生まれ育った街に感じることは、昔寝たあまり好きでもなかった男に感じる情に近いものがあります。

多分今後、私は吉祥寺に住むことはないでしょう。多分そもそも住めないでしょうし、そんな私がこういうことを言っても負け惜しみのようにとる人もいるかもしれません。でも私には吉祥寺にそんな価値を感じなかった。

それだけのことです。

 

引越しのこと2

日曜日にものをたくさん買った。

 キッチン用品や食器や洗濯用品が主だ。公言していた通りベッドカバーも買った。ベッドはまだ買ってない。

IKEA無印良品を回ってクタクタだったけれど、えいや!っとAmazonで買えなかったものをポチポチした。ガスコンロまわりのものと、包丁。火曜には全部届いた。

無印良品は配送が間に合わなかったので、自分で電車で昨日運んできた。キャリーバッグと寝袋を一緒に運んだので大荷物だったが、どうにかなった。食器があったので重かった。

最初無印良品で箸10膳入っているものを買ったのだが、だんだん弱気になったのか、コップとカトラリーは2つずつ買い揃えたけれど、食器はふたつずつ揃える勇気が出なかった。定期的に来てくれる彼氏もいないので、無駄遣いになりそうなのが怖かった。

歩いて行ける範囲内に、無印良品があるのを見つけたので、来客で使いたい食器はそこで追加して買うことにしようと思った。だけどこの調子だと、来客を呼べるのは来年かな…。

 

今日は荷物を受け取ってガスコンロを設置した。ガス台にシートを引いてガス台を置く所にもシートを引いた。ダサいんだけど、ガス台周りにアルミのカバーもかけた。換気扇カバーも買ったが、マグネットが付属してなくて、つけられなかった。マグネットは100均で、汚れたら躊躇なく捨てられるのがいい。そう思いながらも、近所のスーパーにマグネットとガスホースが無いか探しに行ったが、荷物を待っている間に食品以外の売り場は閉まっていた。自転車があれば、ちょっと離れたドンキでも、ホームセンターでも行くけれど、まだ自転車は持ってきてないので諦めて、ちょっとしたものだけを買って帰ってきた。

 

まだガスも開通させていない部屋なので、昨日今日は銭湯に行った。部屋はユニットバスなので、ゆっくりお風呂に入りたい時にすぐ行ける銭湯が近くにあるのはありがたい。そう思いながら湯に浸かって疲れを落とす。

 

今日届いた荷物が入っていたダンボールと、届いた毛布で、今日の夜は寒さを感じずぐっすり寝れるかも。おやすみなさい。 

映画『永い言い訳』を見てきたよ

気になってた、映画、永い言い訳をようやく見てきました。調べてびっくりしたんだけど、今上映している映画館が本当に少ないので、見たい方は早く見に行った方がいいかもしれません。

でも、10月公開の映画だったみたいなので、私が行くのが遅すぎるんですよね。

今週で11月も終わりですからね。びっくりだよ。

 

という訳で、ネタバレありで書いていくので、見てない方は気をつけてください。

 

Twitterに書いたことと重複しますが、まず主要キャラクターの幸雄、大宮さん一家、先生。それぞれが人間くさくて嫌いになれない不思議な魅力がありました。特に幸雄なんかは、奥さんのこと全然大事にしてない自分のことしか考えられない人間。一方で大宮さん一家と深く関わりを持ち始めるきっかけは、幸雄が協力しようと考えたからで、そのギャップが見ていてすごく魅力的に見えた。

一家のお父さんも、私はすごく気持ちを引きずるタイプなので、非常に共感出来た。

 

次によかったな、と思ったのは、子供と幸雄の関係性だ。困った時に頼っていいんだよ!って言ってあげられる大人は、基本的に多ければ多い程いいと思っている。しかも大人も参っている状況に吹きこんできた風は追い詰められていたものを推し進めようとしてくれている。幸雄が悲しみに暮れていなかったのが幸いした例といえるだろう。

 

これは極々個人的な話で、いい話ではないんだけど、事故のシーン。

私は中学時代に仲の良かった、親友とも言える人を事故で二年前に亡くしているんだけど、その子が事故にあったのも曲がりくねった道で、車線からはみ出して正面衝突していて。助手席に座っていたその子が見た光景とは、必ずしも一致しないだろうけど、こんな風だったのかな、と想像したら本当に怖くて、この思い出も思い出して泣いてしまった。私はIKEAのカートもポンポンぶつける位だから免許も持ってないし運転しようとも思えないけど、運転する人は本当に無理しないで、気をつけてね。

 

ちょっと横道に逸れたけど、映画自体、風のようにするすると吹き抜けていく、心地いい映画でした。

レンタル出たらもう一回くらい見たい!

おやすみなさい。

男女の友情は成立しないのか問題

夜早い時間に寝てしまって、起きてから寝れなくなってしまったのでボチボチ書いていく。

 

先週家電を買いに行った。聞き漏らしとか、穴が無いかとか不安で、しかも大物。失敗したくないなと思い。それをこの間飲みに行ったとき世間話的に話したら、前職で家電の販売をしてた友達に、ビール1杯でついてきて貰えることになった。ありがたや。

最初、ここでまとめて買おう!と思っていたお店には、一人暮らし用の家電があまり置いておらず、選べない状況だったので別のお店へ。これが正解で、最初に行ったお店よりも品揃えが充実していてしかも安かったので、素晴らしかった。ありがとう、Yデンキ

そこで冷蔵庫と洗濯機を買い、新居のネットの申し込みまでして、無印良品へ。

無印は丁度前日から始まった10%オフのセールで、人が多くてごった返していた。ベッドの寝心地とか、価格を確認して、ひとまず退散。セール中にカトラリーだけは買いに行こうと決めている。変な溝とか、つなぎ目とかが無くてシンプルでいい。シンプル最高。宗教嫌いだけど、シンプル教なら喜んで入る。

ちょっと横にそれたけど、その流れで飲みに行く。お互い呑むので、安い歌舞伎町のお店へ。ビール1杯180円て最高ですよね。そこで水がわりにビールをのむ。充実感があったのでめゃくちゃ美味しかった。

飲んでる間9割程の時間は普通に楽しかった。

んで、残りの1割でタイトルの問題にぶち当たる。

 

私からしたら、なんで純粋に友達になれないの?って思うんですが、男性には難しいんですかね…?

出来てる人もいると思うんですが、その人は欲が無いか抑えてるだけなの?

私は確率の問題で、人間は男女が半々くらいだから、そこから女性だけと友達になると決めてしまうと、気が合う人と友達になれる確率が半分になるじゃない!そんなのもったいない!って思っちゃうタイプなんですが。

それに、寂しい時にたまたま目の前にいいなと思える人がいたから口説いたというのも、よく聞く。恋愛のアンテナ張ってるのはいいと思う。一方で、いいなと思える相手の設定に寂しさが掛け算して、普段よりよく見えてるみたいなこと、あるんじゃないの?って思える。その時その相手が、本当に自分に合っているのかを考える。という視点が抜けている。それらも含めて、恋愛はタイミングという事なのだろうか。

 

でも冷静な視点がないと、長期的に幸せでは居られないと思うんだけどな。

仕事のこと

基本的に仕事は好きなのだけど、すごく怖く感じることがあります。

今の会社に入ってからずっとまともに仕事のしかたを指導してもらったことが無いことです。作業の手順とか概要は流石に教えてもらいますが、根本的な所はほぼ独学で、本やネットの記事を読むくらい。

今年から社内で、今までと別の仕事をはじめて、今は作業も全てほぼ独学です。

中小企業だから仕方ないのかも知れませんが、時々そんな恐怖と戦いながら仕事しています。

そんな私ですが会社ではできる人扱いです。お世辞でも、自慢したい訳ではなく、井の中の蛙であることが怖いのです。

いつかとりかえしのつかないミスをするんじゃないか、とかこのままだと他の会社や人と関わった時にまともに通用しないのではないかとか。

実際、人としての通用のしなさみたいなものは、すごく感じていて、このまま埋もれていくのはこわい。転職しようかと思って、活動したこともあるけど、高卒なのでいきなり正社員は厳しそう。そもそも会社も辞めさせてくれないのです。それに大したスキルもない。ないないずくしでこわい。とても怖い。

 

一晩たって読み返してみたら、だからなに?という文章だったので追記してみる。

怖がっていても仕方ないのは分かっているので、とりあえず目の前にある仕事で自分の力を発揮するように気をつけている。そのために最初は時間がかかったり、自己投資が必要だったりするが、愚直に進んでいくのが凡庸な私にはいちばんの近道だと思っている。

 とりあえず、お金貯めて今やってる仕事のスキルアップのために学校行きたいなぁ…。